No.20-業務委託契約書中に法定解除権を設定することの意義

Q 業務委託契約書において、契約解除条項を設ける必要があるといわれるのはどうしてなのですか?

A
契約書中に契約解除条項を置かなければ、基本的に民法の規定に従うことになりますが、その民法では、解除できる場合として債務不履行が生じたことが求められ、相手方の経営状態が悪化したこと等を理由として解除することはできません。

そこで、相手方の経営状態悪化等、将来契約継続が難しくなりそうな事項を解除事由として設定し、円滑に契約解除できるようにすべきです。

また、債務不履行のうち履行遅滞の場合、民法の規定に従うと解除するためには、ファーストステップとして催告することが求められ、債権者としてはスムーズに契約解除できませんこれだと緊急時に契約解除したい場合でも対応が難しい)。

そこで、契約解除条項において、債権者は催告不要で契約解除できるようにしておくべきです。



 
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