No.12-OEM契約における製造業者が負う瑕疵担保責任と品質保証責任

Q 現在、製造業者である当社は発注者との間でOEM契約について契約交渉中ですが、相手方から瑕疵担保責任条項に加えて、品質保証責任条項を契約書に規定して欲しいと言われています。この2つの条項を同時に規定することによる弊害等はありますか?

A
これについては、発注者に対して、品質保証責任の規定を削除してもらうよう交渉すべきです。品質保証責任条項を置くと、瑕疵担保責任により目的物の隠れた瑕疵に対して責任を負うのみならず、目的物の品質が注者と約束した水準に達しなければ、修補等の責任を負うことになり、製造業者としては不利だからです。

ただ、現実の契約交渉において、当事者の力関係により、品質保証責任条項の削除が難しい場合もあります。その場合には、製造業者として品質保証責任は負うものの、その品質保証期間を短くして、少しでも製造業者が負担を負わない方向へ持って行く必要があります。


 
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